リビングの収納は何を入れるべき?片付けの達人が提案する6つの方法
マンションのリビングに収納はあるのに、なぜか部屋が散らかってしまう。
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなお悩みを解消するべく、今回はリビング収納には何を入れるべきか、どんな風に片付けるべきかをご紹介します。
リビングは家の中でも一番ものが多い場所で、散らかりやすい場所でもあります。
「いろいろと工夫をしているのにすっきり片付かない…」
「片付けが苦手でおしゃれなリビングが作れない…」
という方は、実は収納家具を上手に使いこなせていないのかもしれません。
今回は「何を入れる?」をキーワードに、片付け上手さんたちが実践するおしゃれなリビング収納の方法を見ていきましょう。
散らかってしまう理由もピックアップします。
実際の事例とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マンションのリビングが散らかる!収納のお悩みあるある
マンションのリビングが散らかる、というお悩みは少なくありません。
マンションが散らかってしまう、というお悩みには、いくつかのパターンが存在します。
そのパターンを頭に入れた上で、うまく片付けのアイデアを取り入れてみましょう。
ものが多すぎる
どうしてもリビングにものが溢れてしまう場合、収納するものの量が多すぎるのかもしれません。
ときには不要なものを整理して、適切な量を保つようにすると良いですね。
収納が少なすぎる
リビングにそもそも収納が少ないという場合もあります。
新築の戸建てなどであれば、建築デザインの段階でリビングに収納を作れます。
しかし分譲マンションのリビングには、納戸のような収納スペースがもともとはついていない場合も少なくありません。
収納の絶対量が足りない場合は、どうしても片付けにくくなってしまいます。
収納の位置が遠い
ものを収納する位置と使う位置が遠すぎると、しまうのが面倒になり、出しっぱなしになることがあります。
たとえばリビングでオーディオ鑑賞をする習慣があるのに、そのソフトの収納場所が寝室の棚だとしたら。
ついつい出しっぱなしになってしまう可能性が高くなりますね。
なるべく使う場所に近い位置に収納場所を確保しましょう。
収納方法が複雑
収納方法が複雑すぎるのもあまりよくありません。
使用頻度の高い家具家電は、あまり奥にしまわないようにしましょう。
たとえばマメに使いたい掃除機が収納スペースの一番奥にあり、取りだしにくいとしたら、掃除そのものが億劫になります。
使用頻度の高いものは、取り出しやすい収納にするのがおすすめです。
見せる収納を活用するのも良いですね。
リビングの収納には何を入れる?上手に片付けをするための意外な5つの方法
ただやみくもにマンションに収納家具を増やすだけでは、スペースの無駄使いになってしまうことも。
ではどうすればいいのでしょうか。
今回は、リビングの片付け上手になるための意外な方法を5つご提案します。
マンションの片付けについていろいろな工夫をした方も、まだ試していない方法があるかもしれません。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
(1)前準備としてリビングの収納を考える
まずはリビングの収納には何を入れるのかをしっかり考えて、収納するものに合った家具を選ぶ必要があります。
収納すべきものの全体量をあらかじめ把握し、使用する際のイメージなども固めておきましょう。
場合によっては部屋の大きさや形に合わせて家具をオーダーするのもおすすめです。
悩んだときはプロに相談するのも手。
一度専門家の意見を聞いて検討するのもおすすめです。
(2)壁面収納を使う・とにかく入れる
とにかくリビングが散らかってしまう場合は、収納力が圧倒的に足りないのかもしれません。
収納を確保し、散らかってしまうものをすっきりしまいましょう。
リビングで大活躍するのがリビングボードです。
特にマンションにおすすめしたいのは壁面収納タイプ。
壁と一体になった収納は部屋の圧迫感をなくしつつ、たっぷりと収納スペースを確保します。
限られたスペースであるマンションにもぴったりです。
壁面収納にはさまざまな形があり、壁一面を収納スペースとして使うのも良いですが、壁が見えるデザインにすると圧迫感が軽減され、おしゃれで開放的なリビングになります。
テレビ周りの小物を収納するのはもちろん、お酒や小物を飾る飾り棚として使うのもよいですね。
引き出しをたくさんつければ、雑誌や本などの重いものも収納できますよ。
(3)意外なものをリビングのインテリアにする・食器を入れる
意外なものをリビングのインテリアにすると、収納に困っていたものがすっきりと片付きます。
ダイニング収納にしまう食器やグラスも、リビングのおしゃれなインテリアとして活用できます。
ディスプレイとして使えるガラス扉の棚に並べるだけで、おしゃれで高級感のあるインテリアに。
ラグジュアリーな雰囲気のリビングになります。
毎日使う食器ではなく、お客様用の特別なものをリビング収納に置くので、利便性も下がりません。
置くだけでおしゃれなマンションに。
インテリアと収納の両方を叶えられる方法です。
(4)機能を組み合わせる・キャットウォークやデスクを入れる
リビング収納にほかの家具を組み合わせて、さまざまな機能を組み込んでみるのはいかがでしょう。
たとえば猫を飼われているご家庭では、キャットウォークやキャットタワーは意外に場所をとってしまうものですよね。
「猫ちゃんが楽しく遊べるなら…」「あまり大きなものは置けない…」とスペース問題に頭を悩ませている方は、キャットウォークと一体型のリビング収納もアイデアの1つです。
リビング収納の機能は収納だけにとどまりません。
アイデア次第で、さまざまな機能を付加できるのです。
マンションのリビングに必要な機能を組み合わせて実用性をアップさせてみましょう。
そのほかにも、さまざまな機能を合わせられないか考えるのもよいですね。
定番のテレビボードやコレクションケース、マガジンラックなど、収納をリビングボードの1箇所に集めることで部屋が散らかりにくく、片付けも簡単になりますよ。
さらには学習スペースやパソコンなどの作業スペースを組み込むのもおすすめです。
(5)見せる収納を上手に使う・コレクションを入れる
あえて扉や引き出しをつけずに見せる収納としてシンプルな飾り棚を活用するのも1つの方法です。
見せる収納ならどのように収納するか迷う必要もなく、置くだけで片付けが完了します。
収納に悩んでいたおしゃれな工芸品や美術品などは、インテリアとして飾ることでリビングをおしゃれに演出してくれます。
棚の幅や高さを均等にせず、高さなどにバリエーションを作ると、飾るインテリアの幅を広げられます。
視覚的にもメリハリが感じられるので、おしゃれに見えるおすすめの方法ですよ。
(6)家電の収納スペースを作る・お掃除ロボットを入れる
お掃除に使う家電はどこに収納していますか?
大きいものはマンションの物置にまとめて収納していませんか?
家電は使いたいときにすぐ取り出せるリビング収納に入れておくと便利です。
こちらのリビング収納は、コードレス掃除機やロボット掃除機といった置き場所に悩む家電も収納できます。
配線なども全て収納できるように設計すると、使わないときはすっきりと片付けられます。
家電は使いやすさを優先し、すぐ取り出せる位置に収納するのがベスト。
しまうのが面倒くさくなり、つい置きっぱなしを防げます。
細かいものはもちろんですが、大型の家電を入れておくスペースもリビングに確保しましょう。
以下では、壁面収納のお手本を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
マンションのリビングの収納ならおすすめは壁面収納
マンションの限られたスペースなら、デッドスペースなく活用できる壁面収納がおすすめです。
収納するものに合わせて作成できるので、入らない、うまく合わないといったことがありません。
さらにマンションの間取りに合わせて設計するため、マンションの構造上どうしてもなくせない梁や柱なども考慮して設計が可能です。
もちろん、デザインや機能も思いのまま。
「こんなデザインならいいのに…」
「こんな機能があれば散らからずうまく片付けられるのに…」
「これを入れたいんだけれど、既製品だと使いにくい…」
といったお悩みも、オーダータイプの壁面収納ならすっきり解決できます。
片付けが苦手な人へ。もう部屋が散らからないおすすめの壁面収納
何を入れるか決めてから収納を変えるのが鍵!
過ごす時間も長く、片付ける頻度も高いリビング。
そのためリビング収納は家全体の使い勝手を左右すると言っても過言ではありません。
リビングで何をしたいか、何が必要かを考えて、それに合わせた収納家具を取り入れるのがベターです。
「さあ、リビングの収納には何を入れようかな」と考えるだけで楽しくなってきませんか?
「趣味のアイテムや大型のアイテムを収納したいけどぴったりの家具が見つからない…」
「使い勝手にこだわった自分好みの家具を選びたい!」
という場合には、オーダー家具を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
理想の暮らしを使い勝手を最優先で収納を考えてみましょう。
ご紹介した以外にも、収納でリビングを快適にした事例を、こちらのページで多数ご紹介しております。
また、収納ラボでは、お客様のライフスタイルやお部屋に合ったオーダーメイド家具をご提案しております。
銀座・横浜・名古屋のショールームでは、実際にオーダーメイド家具をご覧いただきながら、専任のコーディネーターに相談が可能です。
気になった方は、ぜひ以下のページをご覧ください。