マンションで子ども部屋が狭いときの対処法!大喜びのお気に入り空間の作り方は?
「そろそろ子供も自分の部屋が欲しい年頃のよう。しかし我が家の間取りでは、広い子供部屋を確保するのは難しい…。」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
マンションの場合、後からリフォームをして部屋の間取りを変えるのも簡単ではありません。
しかし、子供部屋はアイデア勝負です。
工夫次第で楽しいお部屋をつくることができます。
「狭い間取りでも子供の希望を叶えてあげたい。」「リフォームなどが難しいマンションでもなんとかしたい。」そんなお悩み解決のヒントをご紹介いたします。
マンションで憧れの子供部屋をつくる際のコツとは?
子供部屋をつくるとなると、というとハードルが高く感じますが、大切なのは「子供のプライベート空間を確保する」こと。
子供部屋をつくる際は、次のポイントを意識すると良いでしょう!
限りある部屋をどう活かす?子供部屋づくりのコツは床面積
マンションの部屋づくりで意識すると良いのが、収納スペースと居住スペースの面積比率です。
収納のための空間と、居住のための空間、どちらも確保したいのはもちろん。
しかし部屋が広く感じられるよう工夫したい時は、居住スペースの「床面積」を広くとることがコツです。
部屋の体感の広さは、動き回ることのできる面積で変わります。
床面積を広くとることで、狭く感じない部屋となるのです。
居住スペースを確保するため壁面収納を活用!
収納スペースをしっかり確保しなくては、片付けにくい部屋となってしまいます。
さらに注文住宅とは違い、マンションではもともとの間取りのバリエーションが少ないため、ただでさえ収納が足りない場合も。
そんな時は居住スペース床面積を確保しつつ収納を増やすため、壁面収納を取り入れてみましょう。
壁面収納と言うと、つくり付けの棚などのイメージが強いと思います。
「家をつくる時に注文しなくてはいけないのでは?」「マンションでも壁面収納をつけられるの?」という印象をお持ちの方もいらっしゃるのでは。
壁面収納は後から追加ができます。
つっぱりタイプや、壁面取り付け用など、DIYでも可能なものをはじめとして、さまざまな壁面収納が近頃は登場しています。
壁面収納は工夫次第で、かなりの収納力を発揮してくれますよ。
大きめの家具に注意
狭いと感じる原因としてありがちなのが「家具のサイズが不適切」というパターンです。
必要以上に大きな家具を置いてしまうと、圧迫感から部屋が狭く見えてしまうことがあります。
また、家具で窓をふさいでしまうと、光が取りこまれなくなり、部屋が狭く見える原因になります。
両隣が部屋に囲まれて窓が少ないマンションは、窓をふさがないように家具を設置しましょう。
部屋の間取りや窓の高さに合った家具を子供部屋に設置するのが大切です。
家具の背の高さや色味を調整して広々と感じる子供部屋に
家具の背の高さにもポイントがあります。
子供部屋をすっきり広く見せるコツは、家具の背の高さを揃えること。
家具の高さがバラバラだと、ごちゃついた印象になり、子供部屋を狭く感じてしまう原因の一つに。
なるべく家具の高さを揃えることで、すっきりとまとめることができます。
また子供部屋では、家具の色味を揃えることもポイントの一つです。
家具の色味を揃えることで部屋全体にまとまりが出るので、子供部屋をすっきりと広く見せることができます。
安全対策も万全に
子供部屋は、子供が安全に過ごせることが第一。
子供が子供部屋で過ごす時間が長くなる場合、地震などの災害に対しても備えが大切です。
特にマンションは、階によっては揺れが大きくなることも。
安全対策のために、家具は必ずしっかりと専用の器具で固定し、あまり重いものを高い位置に置かないようにしましょう。
高い位置の戸棚が地震で開かないようにする、ストッパーなどをつけることもおすすめです。
また、万が一の時に備えて、避難経路などもしっかりと確保しておきましょう。
家具が倒れてしまった場合、避難路をふさがないかを考えて家具の配置をすることも必要です。
マンションであれば、隣室や階下室などへの避難のルートが設定されている場合もあるでしょう。
子供部屋をつくった時点で、子供と確認し合っておくのも良いですね。
部屋が狭いマンションの方必見!子供部屋にこだわらないのも一つのアイデア
マンションの面積や間取り的にどうしても部屋を確保するのが難しい時には、独立した子供部屋にこだわらないのも一つのアイデアです。
子供の学習スペースを考えているならば、年齢が小さいうちはリビング学習を視野に入れるのも良いでしょう。
リビング家具を子供の勉強デスクとして利用
子供が小さい間は様子を見られるよう、家族のいる場所で勉強するリビング学習も近頃注目されています。
リビング学習には下記のようなメリットが挙げられます。
- 大人がすぐに声をかけられる
- 状況が把握しやすい
- 未就学時の遊びの延長として学習習慣に入っていけるため、子供としても身構えることが少ない
無理に子供部屋にこだわらず、リビング学習にしてみるのも良いでしょう。
リビング学習のデスク設置の工夫とは
場所を決め、リビング家具にデスクを設定します。
その際は、集中を妨げないようテレビが見えないようにする、といった工夫をするのがおすすめです。
学習机をリビングに置く場合は、向きを工夫して仕切られた空間をつくり、ブース風にするのも良いでしょう。
片付けなどの責任を自分で持つプライベート空間ができることで、子供の自立を促すことにもつながります。
カウンター下収納の活用
マンションで子供の収納や勉強スペースを確保するなら、キッチンのカウンター下収納も選択肢の一つです。
カウンター下収納をデスク仕様にしてみたり、おもちゃの収納スペースにしてみたりするのも工夫の一つですよね。
カウンター下収納を活用することで、家事をしながらでも子供の行動に目が届きやすくなるため、家族の会話もはずみます。
また家族の居住空間であるがゆえに、子供は必ず片付けをする必要があり、片付けの習慣もつきやすいと言えるでしょう。
カウンター周りの子供向け収納についてはこちらの記事もご参照ください。
子ども部屋の収納コレが正解!気になる疑問をまとめて解決します
マンションでも子供が喜ぶ子供部屋に
今回は、子供スペースとして確保できる面積が狭い場合の対策として、7点をご紹介いたしました。
- 床面積を確保
- 壁面収納を活用
- 大きめ家具に注意
- 家具の背の高さや色味を調整
- 安全対策も万全に
- リビング家具を利用
- カウンター下収納の活用
限られた間取りの中で子供のための空間をつくるには、さまざまなアイデアを活用するのがおすすめ。
家具や収納を工夫し、また場合によっては個室にこだわらないことも方法の一つです。
子供の成長や、ご家族の生活に合わせて、子供も大人もわくわくするような子供スペースをつくりましょう。
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