【広く見せる!】マンションのリビング収納活用術とレイアウト事例
マンションの収納にお悩みの方は、たくさんいらっしゃいます。
「おしゃれなマンションだけど、いまいちすっきりレイアウトできない。」
「インテリアやリビング収納の配置がどうしてもごちゃついてしまう。」
そもそもマンションは多くの場合ワンフロア。
リビングで過ごす時間が長くなるため、リビングのインテリアがマンションの印象に大きく影響します。
さらにリビングは何かとものが増えやすいエリアであるため、工夫をして収納をしたいところです。
今回はそんなマンションのリビング収納活用術7選と、後半では実際のリビングレイアウト事例をご紹介いたします。
ぜひ最後までお読みください。
【広く見せる!】マンションのおすすめリビング収納活用術
さっそく、マンションのリビング収納活用のポイントを見ていきましょう。
すぐに取り入れられる簡単な方法ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.立体的な収納を意識する
リビング収納は、上へ上へと立体的につくっていくよう意識しましょう。
リビング収納を配置するときには、床面積をできる限り使わないようにするのが秘訣です。
家具が占める床面積の割合が増えれば増えるほど、生活できる面積が減ります。
その結果、どうしてもマンションの印象は狭くなってしまうのです。
小さな家具を横並びにいくつも並べるよりは、同じ容量であれば上に積む方がよりすっきりとした印象を与えます。
さらに、天井までのスペースを無駄なく利用できればデッドスペースもなくなり、使いやすくもなります。
背の高い収納家具を選ぶのがすっきりとした部屋づくりのポイントですね。
2.家具選びは色味も重視する
リビング収納活用術の一つとして、色味に注目してみましょう。
部屋が広々と見えるよう工夫をすることもマンションの収納活用術の1つです。
色味を決めてしまうと、全体の印象がすっきりとまとまり、片付いて広いイメージとなりますよ。
リビング全体にすっきり統一感を出したいなら、色味を統一するのがおすすめです。
まずは、マンションの壁紙や扉といった、既に決まっている色味をベースに考えましょう。
部屋に色味の統一感を持たせると、より広々とした印象を演出できます。
まずは壁紙などと同系色でそろえるとすっきりとした部屋になりますよ。
さらに、色味に悩んだら、明るい色を検討してみるのも良いでしょう。
というのも、白っぽい家具は部屋を明るい印象にしてくれるため、より広く感じやすくなるからです。
リビングを広く見せる収納家具として導入したいのが、白やオフホワイト、クリームといった明るい色味のものです。
リビングの壁紙が白っぽい場合は、家具も同じく白を基調にすると、より圧迫感のないレイアウトにできますよ。
インテリアの色合いでおしゃれ度が決まる!失敗しない配色のポイントとは?
3.余白を活用する
マンションの空間はどうしても狭く感じがち。
無駄のないようぎっしりとリビング収納を配置したい気持ちはやまやまですが、ここで意識をしてほしいのが余白です。
リビング収納のために家具を入れすぎると、どうしても圧迫感が出てしまい、実際以上に狭く見えてしまうもの。
余白をしっかり残すことを意識すると、マンションの部屋全体の窮屈な印象を緩和できます。
見える壁の面積を大きくする、という意識で家具を選びましょう。
四面の壁全てにぎっしりと家具を配置するよりは、壁が見える面を残しておくイメージが大切です。
その他にも、鏡を使って奥行を広く感じさせる、といった方法も効果的です。
4.室内の視線にも注意
マンションの場合、おおむね玄関から廊下を通ってリビングに入ります。
そこで意識してほしいのが、リビングに入ったときに室内に向く視線の方向。
ドアが壁の左側にあった場合は右斜め前、また逆に右側にドアがある場合は、左斜め前に向かって視線が向きます。
そして、最初に視線が向く位置にあまりリビング収納やテレビなどの家具を置きすぎないことがポイントです。
最初に視線が向く方向がすっきりとしていれば、広い部屋であるという印象を与えやすくなります。
マンションのリビング収納家具は、リビングに入った瞬間の視線も意識して配置するとよいでしょう。
5.充分な収納容量
リビング収納が不足していれば結局リビングがごちゃついてしまいます。
マンションの限られた空間を最大限生かすためにも、リビング収納はしっかりと確保しましょう。
そのためにも、収納力のある家具の選択は必須。
デッドスペースが生まれないように、マンションに合わせてぴったりとつくったオーダー家具もおすすめです。
空間を無駄なくいかして収納ができる上、すっきりとした部屋の印象も両立できます。
「お片付けってそもそもどうすればいいの…?」
「マンションのリビング収納のコツを学ぶ前に、まず整理整頓が苦手かも…」
といった場合は、マンションの整理整頓の秘訣を紹介している、こちらの記事もおすすめです。
整理整頓が苦手でもOK!真似するだけでマンションの部屋が片付く5つのコツ
6.リビングに置くものを吟味する
リビングが散らかってしまうなら、リビングに置くものを吟味するのも一つの方法です。
実はリビングで使わないものなのに、リビングに置いてしまっているものは少なくありません。
たとえば趣味の本棚は書斎などに移動してしまうのも一つの方法です。
また逆に、他の部屋に収納場所を確保しているのに、ついリビングに出しっぱなしになってしまうものがあるなら、そのものはリビング近くに収納した方が使いやすいのかもしれません。
リビングに置くべきもの、置くべきでないものをしっかりと見極めましょう。
書斎・ワークスペースで生活の質を高める!自分だけの空間作りガイド
7.自分自身のライフスタイルとマッチさせる
リビング収納がライフスタイルとマッチしているかという点にも着目しましょう。
というのも、おしゃれなリビング収納をレイアウトしても、ライフスタイルと合わず使いにくいなら意味がありません。
マンションでの暮らしをしっかりとイメージし、リビングでどのように過ごしたいかを考えることも大切です。
マンションの空間の活用方法は自由であり、既成概念にとらわれる必要はありません。
「子供部屋は確保してあるけれど、キッチンやリビングで学習したい」
「クローゼットよりは、いつも過ごすリビングにものを集約したい」
など、ご自身のライフスタイルによってマンションの使い方を変えてみるのも一つです。
こうあるべき、という想像のかせを外して、自由にご自身の暮らしをイメージしましょう。
それに合わせたリビング収納家具やレイアウトも、自然と浮かび上がりますよ。
きっと素敵なマンションライフが見えてきます。
リビングを広く見せたいならおすすめは壁面収納
リビングを広く見せたいときには、壁面収納が活躍します。
大容量の収納力をもつ壁面収納をリビングに設置すれば、こまごまとしたものでリビングが散らかるのを防げます。
さらにオーダータイプの壁面収納なら、理想の機能を盛り込むことが可能。
「掃除機もリビングに置いておきたい」
「ロボット掃除機の基地を組み込みたい」
「リビング学習用にデスクも置きたい」
といった、ライフスタイルに合わせて設計できます。
もちろん、オーダータイプなので、住宅の間取りに合わせて設置。
梁や柱といった、構造上取り除けない凸凹にも対応可能で、フルにスペースを収納活用できます。
賃貸マンションなどでも施工できる工法もあります。
プロによる設置なら、耐震対策も万全で安心です。
もちろん、材質や色、デザインにもこだわれますよ。
理想のリビングを追求するなら、おすすめはオーダータイプの壁面収納です。
おすすめリビングレイアウト事例7アイデア
ここからは、実際のリビングの収納活用レイアウト事例を7つ、ご紹介いたします。
どの事例もノウハウが詰まった事例ですので、ぜひ紹介記事も併せてご一読ください。
立体的な収納にプラスαの機能を
こちらの事例ではオーダー家具で天井までしっかりと収納を確保し、収納力は抜群です。
パソコン機器の置き場所にも扉がついているため、ごちゃついた印象がなく、部屋がすっきりと見えます。
コレクションを並べられる飾り棚もあり、遊び心もたっぷり。
さらにこちらの家具はキャットウォークがついているという、オリジナリティあふれるデザインです。
立体的な収納活用で、人だけでなく猫ちゃんにも楽しい空間ができました。
統一感のある部屋を演出
こちらの事例は、L型の大きなオーダーメイド収納家具が魅力です。
見た目はシンプルにしたことで、デザイナーズホテルのように洗練された印象に。
一体型の家具を置くことで、全体の色やテイストが統一されたラグジュアリーな空間になっていますね。
さらにL字の一辺に余白部分を大きくとることで、抜け感が生まれ広々とした印象を与えています。
プリンタなども収納し、使いやすさも抜群です。
L型の大きなオーダーメイドの壁面収納で、開放感のあるリビングを実現。
余白を残したレイアウトもお手のもの
シンプルイズベスト、あえて余白を残したレイアウトならこちらの事例がおすすめです。
極限まで生活感をなくしたことで、モデルハウスやホテルのように洗練されたリビング空間のレイアウトを演出。
壁と壁とを線でつなぐように収納を配置し、デザイナーズマンションのようにすっきりとした印象になりました。
壁面のエコカラットのデザインも効いています。
こちらの事例では新築マンションへの引っ越しの際、もともと食器棚のオーダーもご相談されており、合わせてリビング収納も一緒につくることに。
家具からレイアウトまでの全てがコーディネートされているため、スタイリッシュな印象を与えてくれますね。
収納力も抜群
こちらは、マンションのリフォームに合わせてリビング収納家具を新調された事例です。
開放感のある部屋と収納力を両立した技ありリビングの収納活用術です。
ローボードの引き出しを二段にし、見た目はすっきりしながらも分類しやすい形にしました。
収納するものに合わせて、サイズをぴったりと計測し作成されているオーダーのリビング収納なので、無駄がなく収納力を最大限に活かすことができます。
またLEDを下部に設置したことで、明るく空間の奥行が感じられます。
さらにロボット掃除機の基地まで確保されているのがポイントです。
リフォームしたリビングを開放感のある空間にした、オーダーメイドのリビング収納。
ライフスタイルに合わせた家具も
子供部屋がある場合でも、ある程度の年齢になるまではリビングでの学習習慣をつけるのもおすすめです。
特に低学年のうちは、親の目が届く場所での学習が好まれ、リビング学習が人気です。
学用品の片付けの習慣なども、最初のうちは親の指導がかかせません。
そんなときにもぴったりなのが、リビング収納と学習スペースを合わせた家具です。
たとえばカウンタースペースを子供用品の収納スペースにするのもよいですね。
充分な収納力のリビング収納は、片付けの習慣を身につけるためにもかかせません。
さらにキッチンと対面式の学習スペースを確保することで、親子で会話をしながら学習を進められます。
カウンター下収納が、親子のコミュニケーション スペースになりました。
オーダーメイドで使いやすい収納を
こちらは、新居のマンションの収納に不安があったため、オーダー家具を検討されたという事例です。
マンションの収納スペース不足をオーダー家具でカバーしています。
クローゼットとリビング収納を一つにし、家じゅうの動線をうまく集約した収納活用術です。
使いやすさと収納の両立に成功していますね。
実際の暮らしに合わせて、生活用品の収納まで考えて細部にわたってつくられているので、使いやすさは抜群です。
たとえば掃除機を収納するために縦長のスペースや、かさばるスーツケースのために採寸してスペースを確保しています。
マンションライフが快適になる巧みなアイデアが光っていますね。
クローゼットとリビング収納を一つにした、オーダーメイドの壁面収納。
ソファを組み込みリラックスできる空間に
リビングに本棚を置く方も少なくないでしょう。
そんな本棚にも一工夫。
本棚の中にソファを組み込み、リラックスできる空間になりました。
また学習用のデスクもひとつなぎでつくることで、自然な形で学習習慣がつきそうですね。
採光窓からの光も明るく効果的です。
リビング全体を広く見せてくれます。
本棚の中でくつろぎたい。そんなイメージを叶えたリビング収納。
収納の工夫で広くておしゃれなリビングを実現しましょう
実はマンションは、収納家具一つでかなりイメージが変わります。
特にリビングはマンションの顔とも言え、マンション全体の印象を左右するといっても過言ではありません。
リビング収納の工夫で、マンションを広く見せることもできるのです。
リビング収納などで、マンションを広く見せるためには、マンションに合ったオーダー家具がおすすめです。
オーダー家具についてご検討するなら、こちらの記事もおすすめです。
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