アイデア次第で快適に!狭いキッチンの効率的な活用術4選
「もっと収納が大きければ、効率的に家事ができるのに…」
「キッチンが広ければ快適に料理を楽しめるのに….」
といったお悩みをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。
家事のお悩みの中でも、大きなウェイトを占めているのが炊事、キッチン周りのお悩みです。
快適にキッチンを活用したいという方は多くいらっしゃいます。
キッチンが狭いと、効率よく料理をするのが難しくなってしまいます。
狭いキッチン、または快適でないキッチンだと、例え料理が好きであっても不満が溜まってしまうもの。
そんな方に向けて、今回は狭いキッチンでも効率的に料理をするための活用術をご紹介いたします。
狭いキッチンを快適にするための活用術4選
狭いキッチンでは、限られた空間を効率的に使うことが求められます。
快適に狭いキッチンで料理をするコツとして、以下のポイントに注意しましょう。
作業スペースを確保する
狭いキッチンで快適に料理をするためには、何といっても作業スペースの確保が大切です。
狭いキッチンの場合は、「作業はなんとか狭い場所で頑張ればいいか…」と考えてしまいがち。
しかし作業スペースを絞ると、想像以上のストレスが発生します。
実は他のエリアを絞ってでも、作業エリアを広く確保した方が、後々のストレスの減少になりやすいのです。
とはいえもちろん空間には限りがあります。
そんな場合は収納家具などを利用し、スペースの拡張を図りましょう。
例えばスライド式の稼働テーブルなどを使うのもひとつの手です。
ものは必ずしまう
ものは必ずしまうという習慣をつけましょう。
基本的なことですが、狭いキッチンでは、出しっぱなしのものは空間を圧迫します。
必ず収納するようにしましょう。
またものを新しく買うときには必ず収納場所を想定してから購入するようにすると効率が良いですね。
そうすることで散らかりやすいキッチンになるのを避けられます。
極力作業スペースに置かない
ものの収納場所を決めるのは鉄則ですが、狭いキッチンでは極力作業スペースに置かない収納を大切にしましょう。
極力ものはしまうこと。
その場に置いたままにする「見せる収納」も素敵ですが、狭いキッチンの場合はどうしても印象がごちゃごちゃとしてしまいがちです。
可能であればできるだけ収納することを基本にするのがおすすめ。
空間に限りがある狭いキッチンでは、浮かせる収納も利用しましょう。
例えばキッチンハンガーラックを設置して吊るすなどです。
作業スペースその場に置くことを避けると、それだけでもすっきりと広く使いやすいキッチンになります。
収納空間は縦に利用する
収納家具を使う場合は、上に向かって空間を縦に利用することを意識すると良いでしょう。
高さの低い収納家具をいくつか横に並べるよりは、天井までの空間を利用しきって背の高い家具を選んだ方が、デッドスペースをなくし、効率よく空間を使えます。
動線もふさぎにくいので狭いキッチンと感じにくくなりますよ。
狭いキッチンをレスキュー!収納のデッドスペースは?
さらに、狭いキッチンなのでもうスペースはないと思いがちですが、意外と見逃している収納のデッドスペースがまだまだあります。
狭いだけに注目せず、実はうっかり無駄にしているデッドスペースがないか、あらためてチェックしてみましょう。
家具家電の上
家具家電の上には意外なスペースがあることも。
上に棚を設定し新たな収納空間を作ることができます。
例えばゴミ箱を床に置いている場合、ゴミ箱の上の空間が空いていることはありませんか?
そういう場合は、棚の一段にゴミ箱を設置すると、棚の上部の空間も無駄なく使いきれます。
シンク下
シンク下も見逃してしまいがちなデッドスペースです。
「うちはシンク下にはストックを入れているから」
とおっしゃる方もいるでしょう。
とはいえ、実はシンク下にはストックをひとしきり並べただけ、になっていませんか?
実はシンク下は二段の引き出しにできるほどの空間があります。
一段並べただけでは空間が無駄になっているかも。
内部に引き出しなどを組むと、デッドスペースをなくし、収納力をアップできます。
吊り戸棚
狭いキッチンで意外に使えていないのは、吊り戸棚です。
高くて使いにくいため、普段は使わないものを収納していることはないでしょうか?
実は吊り戸棚の前面はゴールデンエリア。
頻繁に使うものでも、棚の前面であればさほど不便にはなりません。
また、吊り戸棚の奥が使いにくいなら、リフト式で昇降できる吊り戸棚に変えてみるのも良いでしょう。
吊り戸棚そのものが下りてくるので視認性があがり、収納物の管理がしやすくなります。
狭いキッチンの注意点
狭いキッチンの収納を改善する上で、模様替えや、新たな収納家具を導入することは悪くありません。
しかしその際にもおさえて欲しい注意点があります。
家具や家電は誤った設置をすると、場合によっては危険が伴うことも。
注意点をおさえて、狭いキッチンを楽しく使いやすくしましょう!
動線に注意する
キッチンは動線が使いやすさの肝といっても過言ではありません。
動線が乱れてしまうと、どんなに素敵なキッチンでも使いにくくなってしまう場合があります。
狭いキッチンではなおのこと動線を大切にしましょう。
特に新しい家具を追加するときには動線の確保が大切です。
ただ単に通れる幅を残すといったことではなく、扉を開いた場合の立ち位置などについても、実際の動きなどを確認して空間を確保しましょう。
扉が全開で開けない、開くときにぶつかってしまう、といった可能性がないかもきちんと確認しましょう。
扉の開き方によっては、不便なだけでなく危険になってしまうこともあります。
安全に留意する
家具を追加するときには、安全には充分、注意しましょう。
たとえば家具家電の中には、上部にものを置いてはいけない製品や、上部に空間を設けなくてはいけない製品といったものもあります。
家具家電は指定された周囲の空間などをきちんと守るようにしましょう。
場合によっては危険が生ずる場合があります。
その他、コンロの近くに燃えやすいものを収納しない、地震対策もしっかり行うなど、安全にはしっかり留意しましょう。
定期的に見直す
キッチンはいつのまにか食器や調理器具といったものが増えていくエリアでもあります。
定期的に収納物を見直し、使っていないものは手放すといった判断をすることも大切です。
どんなに収納がたくさんあるキッチンでも、収納物が多すぎると散らかりやすくなってしまいます。
狭いキッチンはもちろん、広いキッチンでも少数精鋭で持ち物を絞ると良いでしょう。
狭いキッチンにおすすめの収納家具
狭いキッチンにおすすめしたいのが、オーダータイプの壁面収納です。
オーダータイプの壁面収納なら、デッドスペースなく収納力を増やせます。
動線に配慮し、さまざまなアイデアを組み込めますので、狭いキッチンにこそおすすめ。
ご自宅のキッチンに合わせたサイズやライフスタイルに合わせた機能を盛り込んだ、理想の収納家具を実現できます。
もちろんデザインもお好みのまま。
さらにプロの手による施工なら、耐震対策もばっちりです。
壁面収納の事例をぜひ参考にしてください。
シックでおしゃれなカフェ風キッチン
こちらのキッチンは作業スペースを広く取ったキッチンです。
デスクも組み込んだ形で、ちょっとしたデスクワークをこなすこともできます。
カウンター下は引き出しタイプでたっぷりした収納と使いやすさを両立。
さらにゴミ箱も収納できるので、デッドスペースがありません。
デザインもとてもおしゃれですね。
L字型のアイデアキッチン
L字型の家具をお探しでしたが、理想の家具が既製品では見つからず、オーダータイプの壁面収納にされた事例です。
L字型の角の部分は工夫が施され、しっかりと収納として確保。
限られたスペースを有効活用し、料理を始めとする家事がしやすいキッチンになっています。
ミニマムな家具に最大限の使いやすさを盛り込んだキッチン家具
使う人の高さに合わせてオーダーで作成されたキッチン収納です。
ペットボトル用の引き出しなど、ストックするものに合わせて設計しているため、デッドスペースも少なくなっています。
スライド式の作業台などを利用し、普段はしまっておける作業スペースを確保。
ゴミ箱はワゴンの中に収納できるため、スペースが無駄にならないだけでなく、生活感もなくスッキリとおしゃれなキッチンになります。
収納方法に工夫をこらしたキッチン
さまざまな収納方法で使いやすさを追求するならこちらの事例が参考になります。
こちらは、吊り戸棚に昇降できるリフト式を採用。
たっぷりとした収納と、使いやすさを両立しました。
調理家電を置くスペースも余裕を持って確保しているので、作業の効率化も可能。
さらに、スライド式の作業スペースや、ゴミ箱収納ワゴンまで。
さまざまな工夫ですっきりとしたキッチンになっています。
狭いキッチンもアイデア次第で楽しくお料理できる空間に
今回は、狭いキッチンでも快適に過ごすための効率的な活用術をご紹介しました。
狭いキッチンにもおすすめのアイデアも、オーダータイプの壁面収納ならたっぷりと盛り込めます。
ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。
その他、キッチンの収納のお悩みならこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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