オーダーメイドの家具で叶えた、趣味を存分に楽しめるマンションライフ

リビングは「くつろぐ場所」としてとても大切な空間。そんなリビングを「趣味を楽しめる場所」としても使えたら、さらに居心地のいい空間になります。

そのためには、趣味のものが使いやすくなる収納や、目で楽しめる収納の2つを取り入れた空間づくりが大切です。

今回のお客様は、落ち着いたトーンでインテリアとしても見映えのするテレビボードと、カウンター収納を求めて収納ラボに来店されました。

ここでは趣味を楽しむマンションライフを実現させたオーダーメイドの家具を紹介します。

趣味のものが多くてもスッキリと見えるリビング収納

お客様はDVDやグッズをたくさん所有していらっしゃいます。マンションへのお引越しをきっかけに、収納力のあるテレビボードを検討しているとのことでした。

インテリアにもこだわりたいと話されていたため、家具はソファーやカーテンなどのインテリアに合ったカラーに統一。テレビ下は黒のガラス扉にしてテレビとの一体感を持たせ、落ち着きのある空間を実現させました。

また、DVDやグッズの量を事前にヒアリングし、それらを十分収納できるスペースも確保しました。取り出したらすぐにDVDをセットできるよう、オーディオ機器のすぐ横に引き出しを配置しています。

DVDなどはデザインがバラバラなため、あえて引き出しで「隠す収納」に。リビング全体が落ち着いたトーンになりました。

ごちゃごちゃしがちな配線は「隠す収納」でまとめて

オーディオ機器が多いと、どうしても配線が目立ってしまいます。そこで家具を美しく見せるために、配線を「隠す収納」にすることを提案しました。

お客様もキレイな配線を希望されていたので、テレビ下の右端にあるコンセントにコード類をまとめることにしました。コード類が床から浮いているため、ホコリが溜まっても掃除がしやすくなっています。

こだわったのは配線スペースの扉の開閉角度です。通常は90度にすることが多いのですが、170度まで開くように設計したため、配線を変えたいときに手が届きやすくなっています。お客様にも「奥まで無理に手を伸ばす必要がなくて使いやすい」と好評でした。

このように扉の開閉角度まで変えられるのは、オーダーメイド家具のメリットです。

また、左端にはロボット掃除機の待機場所も確保。普段は家具の下にすっぽりと隠れて目立ちません。生活感を意識させないリビングとなりました。

お酒を楽しむためのカウンター収納を設置し、バーのような雰囲気を演出

お客様はいろいろなお酒をコレクションしていらっしゃいました。引っ越しを機に「家にバーをつくりたかった」と言います。そこでカウンタースペースの上にお酒を収納できるガラス扉の吊り戸棚を提案させていただきました。

カウンタースペースは、テレビボードのようにDVDなどを引き出しに入れて隠して収納するのではなく、あえて「見せる収納」に。

バーでお酒を選ぶときの感覚が再現できます。

実は吊り戸棚の中に照明を入れて、ウィスキーを照らすことも検討されていたお客様。照明を入れた場合に、吊り戸棚の中の配線がどう見えるか、カウンタースペースのバランスを美しく見せるためにはどうすれば良いのかをコーディネーターとじっくりと話し合いました。

結果的に、配線の見え方を考慮して照明の設置はしていません。その代わり、ダイニングの照明の角度を変えて、ウィスキーにスポットライトが当たるようにして大人の空間を演出しています。

ガラス越しにウィスキーを眺めながらどれを選ぶか楽しめると、お客様にもとても満足していただけました。

ガラス棚は、お客様の身長に合わせて上段でも手が届く高さに設計しています。ストレスなく出し入れが出来て、気軽にお酒を楽しめるの収納が完成しました。

オーダーメイドの家具で手に入れた自分の時間を大切にするマンションライフ

家での時間はとても貴重なもの。趣味を楽しめる空間づくりはとても大切です。

色や素材、1ミリ単位のサイズにこだわり、家具の配置や配線周りまできめ細やかな設計をすることで、趣味のミュージカルとお酒を存分に楽しめる空間を実現しました。

こだわりを詰め込んだオーダーメイドの家具で、くつろぎの空間と趣味を楽しむマンションライフを手に入れた事例でした。

オーダー家具のサイズ表

リビング収納

横幅

2608mm

高さ

578.5mm

奥行き

570mm

吊り戸棚

横幅

967mm

高さ

765mm

奥行き

268.5mm

カウンター

横幅

1637mm

高さ

720mm

奥行き

395mm

オーダー家具の仕様表

建物のタイプ

戸建

お部屋のタイプ

リビング, ダイニング