男性におすすめの収納とは。

こんまりさんなど、カリスマ主婦の活躍もあり「収納」といえば主婦、女性というイメージを持たれる方も多いと思いますが、最近では「収納男子」といった収納について関心の高い男性も増えています。
今回は、そんな「男性におすすめの収納」についてご紹介したいと思います。

男性におすすめする収納は実用性に加えて、こだわりのプライベート空間を実現できること。

例えば、
コレクションが美しく並べられる飾り棚。
映画や音楽を楽しむためのAV機器をスタイリッシュに収納できる壁面収納。
大切な本やCD、DVDが機能的に収納できる収納棚。etc.

男性におすすめの収納を実現したオーダー家具。

こだわりの詰まったアイテムだからこそ、デザインにこだわった機能的な収納を叶えていただきたいと思います。
段ボールやカラーボックスに入っていた物たちが、ひとたび素敵な収納に収まると、一気に輝きを放ちます。
こだわりのプライベート空間を叶えることで、自分の住まいが特別な空間になるはずです。

こだわりの収納を作るための4つのチェックポイント!

① 収納するものを分類する!

まずは収納したい物をしっかり把握しましょう。
「今使っている収納に何が入っているのかわからない。」
「新しく収納ができたら、納戸から持ってこようと思っているのだけど…」
そうした漠然とした収納の悩みをお持ちの場合は、一度所有している物をしっかり確認してみましょう。
いらないものを捨てて、収納にするものの量や種類を把握してから収納方法を検討しましょう。

② 見せる?見せない?使用頻度は?

次に収納したいものの量や種類がわかったら、収納する方法を検討します。飾りたいものや、仕舞っておきたいものを選別しましょう。
もう一点、把握しておくポイントは使用頻度。頻繁に出し入れするものと、滅多に出し入れしないものなど頻度によって分類することが重要なポイントです。飾りたいものはデザイン性、使用頻度の高いものは機能性を実現することで理想的な収納を実現できます。

③ 収納するものと収納スペースの大きさを計る。 

収納を作りたい場所、収納したい物のサイズなど、とにかくサイズを測りましょう。お部屋の梁までの高さ、柱の凹凸、カーテンまでの距離、コンセントのある位置などは、収納家具を設置するために必要となってきます。
合わせて写真を撮っておくと、収納家具を購入する時に役立ちますよ。

④ 配線経路を計画する。

家電やパソコン周辺機器などを収納する場合、電源コードなどの配線をどこに通すかしっかり考えておきましょう。
出来る限り収納家具の内部に配線を通すことでお掃除も楽になります。
電源コードなど配線をスッキリさせることで、お部屋の印象もかなり変わります。

ご要望が多い内容ごとにポイントを、ご紹介していきます。

■デスク

テレワークの普及によりご要望が急増しているのがワークスペース。
自宅で仕事をするときにも、機能的でデザインの優れたワークスペースが欲しいという方もいらっしゃると思います。
ワークスペースで一番重要なのがデスク部分のサイズ。
一般的な学習机の場合、天板の大きさはおよそ幅100~120cm×奥行60~70cmになります。

例えば以下の作業内容の場合はこの程度サイズが必要です。
●パソコンの手前で書き物をしたい。
●資料を広げて作業をしたい。
●奥に本を並べたい

ちょこっと書き物ができればいい。または、ノートパソコンが置ければ十分というのであればカフェのカウンターテーブル(奥行約50cm)程度で良いでしょう。

実用的なワークスペースを実現したオーダー家具のデスク。

また、デスクの天板は素材も重要です。
素材にこだわり選択される方も多い、無垢材や突板などの天然木で作ったデスクは素敵ですよね。機能性については、シートや下敷きなどを使用しないと文字は書きにくい場合があります。また、無理に書くと天板を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
実用性を取るなら手入れが簡単で丈夫な、メラミン化粧板などがおすすめです。
デザインと機能のバランスをしっかり考えて、素材選びをすることはとても重要です。

最近では、パソコンやスマートフォン、インターネットのモデムなどデスク周りで使用するアイテムには電源が必要なものが増えました。そのため、デスク周りが電源コードですぐにごちゃごちゃになってしまいます。
必要に応じてコンセントの増設や、必ず配線計画をしておきましょう。

最近はおしゃれなコンセントBOXやコンセントタップも多数出ていますので色やデザインで統一感を出し、すっきりと配線することも可能です。
また「とにかく配線にたまるホコリなどの掃除が面倒」という方には、家具の内側に配線が通せるシステム収納やオーダー家具がおすすめです。

■椅子

椅子を選ぶ際は、合わせるデスクの高さをしっかり確認してから選びましょう。
デスクの高さは日本の場合、一般的に約70cm。体格に合った椅子の高さを選ぶことが大切です。オフィスチェアなどは、昇降式なので汎用性が高いです。

機能性を実現するには、体にあった椅子選びが大切。

長時間作業しても疲れない椅子選びは、快適なワークスペースを作る重要なポイントです。
アーロンチェアやバランスチェアなど海外ブランドが有名ですが、コクヨやオカムラなど国産オフィスメーカーでは海外ブランドよりもリーズナブルで、デザインも機能も優れた椅子が多数出ていますのでぜひチェックしてみて下さい。

■書棚

「重要書類は鍵をかけてしっかり収納したい。」「よく使う書類は扉をつけると出し入れが面倒。」など使用頻度に合わせた、利便性を考えた収納方法をしっかり検討することが書棚作りのポイントです。

収納するもののサイズや種類が多い書棚の場合、色やサイズをまとめて収納すると見た目がスッキリとします。
同じ色のファイルをやBOXを利用すれば、見た目も使い勝手も優れた収納が実現できます。

ファイルやBOXは100円ショップから高級デザインショップまであらゆる種類が出ておりますが、A4サイズの書類が入る形状であればサイズはほぼ同様。
自分の気に入った素材や色、デザインを妥協せずに選ぶことはモチベーションの向上にも繋がります。

ほとんどの書棚が、移動できない「固定棚」の部分と、棚板が移動して使える「可動棚」で構成されています。
いざ収納する時に大きな本やファイルを横にしなければならない。なんてことがないように、本棚を考える際は、収納したい本や書類のサイズによって、棚板の段数や内寸も確認しましょう。

書棚選びは収納したい本や書類に合わせて、収納量を検討することが大切です。

■プリンター

デスク周りで収納について相談が多いのがプリンター。まずは使用頻度に合わせて設置位置を検討しましょう。
何より重要なのがプリンターは仕様によって、使っていない時、スキャナーを使う時、印刷する時、用紙を補充する時など各時で、サイズや向きが変わることを把握しておく必要があります。
そのため必要な時に出し入れが便利な収納方法を、しっかりと検討しておくとは大切です。

プリンターは使い方や、サイズに合わせて機能的な収納ができることが大切。

■コレクション収納

コレクションを収納する場合、まず事前の分類が重要になってきます。
集めたものを全て飾りたいのか?
一部は別の場所に収納するのか?
今後、コレクションが増えるのか?
飾る物は、時々入れ替えるのか。などなど

次に、収納したい物のサイズ・量を決めて収納を計画すれば、長く愛用できるコレクション収納を作ることができます。
大切なコレクションを飾るのであれば、美しくディスプレイするために照明を取り入れるのがおすすめです。一気にムーディーでスタイリッシュな収納にグレードアップすることが可能です。

コレクションをディスプレイする飾り棚には、照明を組み込むのがおすすめ。

■クローゼット

ファッションに興味がある方や、仕事用にスーツをたくさんお持ちの方にとってはクローゼットも充実させたい収納の一つです。
衣類は、ハンガーなどに「かける衣類」と、タンスや収納ケースに入れる「たたむ衣類」に分類することがポイント。
かける衣類は、衣類の丈によって分類すると見た目も美しく、収納力もアップします。
また、衣類は使用頻度や季節によってわけておくのもポイント。衣替えも簡単になりますよ。
収納にぎっしり詰めてしまうと、出し入れしづらくストレスになる為、衣類が増えることも考慮してややスペースを空けて収納することを心がけましょう。

クローゼットには、収納量に余裕を持たせるのがポイント。

今回は男性におすすめの収納についてご紹介しました。デザインにこだわる楽しさに加えて、利便性について追求することで理想の空間を実現することができます。充実したプライベートスペースを作るための参考にしてみてください。今後も、収納・インテリアの観点から皆さまに役立つ情報をご紹介したいと思います。

男性におすすめの収納には、趣味の世界を満喫できる空間作りがポイント。



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