隈研吾氏設計 タカハマカフェ(鳥取市)|「デザイン家具一式」をエストレージが製作
<概要>
鳥取砂丘の近くにある鳥取砂丘会館は8月20日、60周年記念事業として同敷地内に「タカハマカフェ」をオープンします。
今回、そのカフェに置くテーブルやイスなど「デザイン家具一式」をエストレージが製作しました。
この記事では、鳥取の新たな観光拠点として注目を集めるタカハマカフェを紹介します。
【タカハマカフェ】
–建築概要-
3階建、延床面積 約190㎡・収容人数は約110人。
バリアフリーへの配慮として、車椅子でも移動できるよう、エレベーターを導入しています。
約9mの屋上オープンテラスからは、鳥取砂丘を見渡すことができます。
-タカハマカフェ名称-
古くは高低差のある砂浜を「高浜」とよんでおり、
砂丘会館の所在地、福部町 大字湯山 宇高濱であることから
地域に馴染みのある「タカハマ」をカフェの名称にしたとのことです。
カフェのオープンに先駆けて、8月5日に新築工事竣工式が執り行われました。
式には、鳥取砂丘会館、隈研吾建築都市設計事務所の隈研吾氏、大成建設•大和建設、鳥取県知事、鳥取市長はじめ当社代表の矢島も参加しました。
この施設の特徴は、鳥取県産杉材のCLT材料を使用し、 環境負荷の少ないサステナブルな建築と家具です。
※CLTとは?Cross Laminated Timberの略称。
木材を縦と横に交互に重ねて貼り合わせた大判の建材パネル。高密度、高強度、燃えにくい素材。
地震にも強く鉄筋コンクリートよりも軽量で加工が容易。
CO2排出量削減や森林保全にもつながるので、 SDGsの観点からも、注目を集めています。
そのような素材を使用した家具を隈研吾建築都市設計事務所からの依頼を受け製作しました。
まずは、こちらのベンチとテーブル。 美しい自然の木目を生かしたデザイン。 テーブルは取り外しが可能で、ベンチは折り畳むこともできます。
カフェの混雑状況によってテーブルやベンチを自由に出し入れする。合理的な家具ですね。
他にも、カフェテーブルやソファテーブル、アームレスチェア、カフェソファ、テラスベンチ、ダストボックスも製作しました。
さらに、鳥取砂丘の砂を散りばめた和紙で作った照明用の和紙シェードも手がけています。
家具や装飾の色味と質感。それらが、ここち良い空間を演出していますね。
「タカハマカフェ」の家具を製作し、納品したエストレージ。 お施主様である鳥取砂丘会館様より
家具工事に対して高い評価とともに感謝状をいただきました。
この感謝のお言葉を励みとして、今後も地域社会に貢献する活動に取り組んでいきます。
鳥取市内にある「タカハマカフェ」。
地元焙煎のコーヒーや手作りクラフトコーラなどが楽しめるそうです。
お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。
【 施設情報 】
タカハマカフェ
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164
オープン:2022年8月20日
営業時間:9:30~18:30(夏季と冬季で異なります)日曜営業
無休:営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前にご確認ください。
公式サイト:
問い合わせ先:080-8132-3939