壁面収納の圧迫感を解消するためのヒント集。
収納不足を解消して、統一感のあるインテリアを叶えるためには壁面収納はおすすめですが、気になるポイントとして圧迫感があります。
例えば、壁面全体を収納スペースにしたら、部屋が狭く感じるのでは？壁面収納の色は、暗い色よりは明るい色の方が圧迫感を感じない？といった悩みや不安についてご相談を受けることがあります。いくつかのポイントに気をつけることで、圧迫感を解消した壁面収納を作ることができます。実例に基づいて、圧迫感を軽減するためのポイントをご紹介します。
「遠近感を強調する立体的なデザイン」
床から天井まで壁面全体を家具で覆うため、平面的なデザインにすると壁が手前に迫ってくる印象になります。壁面収納の場所によって、奥行きのサイズに変化をつけることで、遠近感を感じるため空間が広く感じられます。さらに間接照明を上手に使うことで、遠近感や立体感を強調することで、圧迫感を軽減する効果があります。
「目線に飾り棚を作る」
リビングでくつろぐ時の目線に、飾り棚を設けることで壁面に奥行きが感じられます。また、飾り棚の背面に鏡を使ったり、照明を入れることでその効果を増すことが出来ます。
「テレビの周りに空間を作る」
壁面収納の中央にはテレビを設置する場合が多く、最近の大型テレビはテレビそのものが圧迫感を感じさせてしまう場合があります。テレビの上下左右に空間を作ることで、見た目がスッキリするので圧迫感を軽減する効果があります。目安として、テレビの周りには25cm程度の間隔を設けると良いでしょう、
「お部屋のインテリアに調和したカラーコーディネイト」
広い面積を覆う壁面収納の場合、その色によってお部屋の印象に大きく影響します。お部屋の壁、床、扉などの色に近い色を選び、一体感のあるインテリアを実現することで圧迫感を軽減できます。また、色には遠く感じる後退色と、近く感じる進出色があります。一般的に暗い色は遠く、明るい色は近く感じます。こうした視覚的な効果を上手く使うことで、圧迫感とお部屋の印象を変えることが出来ます。
「壁面にある窓を活用」
壁面収納の設置を検討している場所にある、窓を活かしたデザインの壁面収納を設置することで、明るく開放感のある空間を作ることが出来ます。
これらのポイントを考慮して、壁面収納を設置することで、収納不足を解消しながら広く感じられる住空間を実現できます。是非参考にしてみてください。これまでに納品した事例の中から、圧迫感を解消した壁面収納をご紹介します。
リビングが広く感じる壁面収納。
新築マンションのリビングに、趣味で集めたアンティークの照明やリビングセットのデザインと調和するインテリアを実現した壁面収納。黒い飾り棚と、白い壁面や扉とのバランスで、メリハリのあるデザインにしました。視覚的な効果を活かして圧迫感を軽減しました。
クローゼットとリビング収納を一つにした、オーダーメイドの壁面収納。
収納スペースが足りない新築のマンションに、クローゼットとリビング収納が一体になった壁面収納を作りました。クローゼットとリビング収納の高さや奥行きのサイズを変えることで、壁面収納全体の圧迫感を軽減。必要な収納スペースを確保してながら、広々としたリビングを実現しました。
今まで見えていた日用品が、すべてスッキリ片付く壁面収納。
長年暮したマイホームのリフォームに合わせて、リビングダイニングにある出窓を活かしてカウンター収納が一体になった壁面収納をプランしました。これまでものが多くて、片付かない住まいの収納を改善。家具を設置したお部屋の建具や壁面の色合いと、お部屋全体の調和を意識して、圧迫感のない開放的な印象のお部屋を実現しました。
収納量をしっかり確保しながら圧迫感のない壁面収納を実現するアイデアをご紹介しました。お部屋の条件に合わせてプランが可能なオーダー家具なら、理想のインテリアを叶えることも可能です。
プランニングとお見積もりは無料なので、お気軽にご相談ください。
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