震災の経験があるから、安心して暮らせる食器棚が理想でした。

2019年5月5日オーダー家具実例ID#18911
震災の経験があるから、安心して暮らせる食器棚が理想でした。

新築のマンショへの引っ越しがきっかけで、地震対策にこだわって食器棚を検討していました。既製品やマンション業者から提案されるオプションの食器棚には、理想的なものはありませんでした。インターネットで食器棚をオーダーメイドできる会社を探していて収納ラボのことを知りました。地震対策にも、デザインにも納得できる提案があり、お願いすることにしました。

完成した食器棚は地震対策はもちろん、デザインにも大満足。

マイホームを持つときには、壁に家具を固定できる造作家具にしようと決めていました。その理由は、中学生の頃に阪神淡路大震災を経験していたからです。

その当時、寝ていると今まで聞いたことがない”ドスン”という音と、ものすごい揺れにビックリしたのを今も鮮明に覚えています。タンスが倒れてきたのですが、姉と使っていた二段ベッドに引っかかったおかげで、運良くタンスの下敷きにはならずに済みました。揺れがおさまって家の中を確認してみると、台所の食器棚は倒れて収納していた食器のほとんどが飛び出してしまい、割れずに残っていた食器は4枚だけでした。特に母がお気に入りにしていた食器はすべて割れてしまい、落胆している様子が印象に残っています。

耐震対策のされたオーダーメイドのキッチン収納

そんな経験があったため、新築マンションへの引っ越しに際して、新しく購入する食器棚については、地震の時に倒れない、収納してある物が飛び出してこないための、地震対策が絶対に必要だと考えていました。また、デザインにもこだわりたいと思っていたため、マンション業者から提案された、オプションの食器棚の中からは決める事ができずにいました。インターネットで食器棚をオーダーメイドできる会社を探していて、収納ラボのことを知りました。ホームページには地震対策への取り組みのことも書かれていましたし、実例集を見ていてもさまざまなデザインや機能の食器棚がありましたので、ショールームの予約を入れました。

オーダーメイドの食器棚

相談に訪れたショールームに展示してあった、黒を基調にした食器棚のデザインが理想に近かったため、基本的にはその展示家具をベースにプランを進めていただきました。天板と引き出しは、既存のキッチンとほぼ同じ素材を使えたため、統一感のあるキッチンの雰囲気にする事ができて満足しています。

引き出しに食器を収納

コーディネーターの方に勧めていただいた、食器を収納するための引き出しや、トースターなど調理家電を隠して収納できるスライド棚はとても便利で使いやすいです。

調理家電をスライド棚を使って収納
調理家電は、スライド棚に収納

天板の上の収納スペースは目線に来るため、明るい色が良いので白系の色にすることも考えていましたが、コーディネーターの方のアドバイスで、まったく反対の艶を抑えた黒にしました。結果として、圧迫感がなく落ち着いた良い印象になりました。

天板の高さを決める時に、ショールームにある昇降テーブルは、使いやすい高さを検討するためイメージしやすかった事を覚えています。そのおかげで、家事をしていてストレスがなくて快適です。

機能的なオーダーメイドの食器棚

気に入っているポイントは上段の収納ボックスの扉。鏡面仕上げの雰囲気が気に入って購入した冷蔵庫のデザインと合わせるために、扉の素材にスモークガラスを選びました。ガラスの光沢が鏡面仕上げの冷蔵庫と相性が良く、うっすら中身が見えている事も使い勝手が良く、上手くデザインと機能性を両立できているので満足しています。

吊り戸棚の扉にはスモークガラスを採用

“コーディネーターからのコメント”

【大震災の経験による不安を解消して、理想の暮らしを実現した食器棚】

地震対策もさることながら、デザイン性と機能面にもこだわりを持っていらっしゃいましたので、お客さまの日々の暮らしやインテリアの好みに配慮した提案に心がけました。また、既存の収納家具の扉に耐震ラッチをつけたいというご要望をうかがいましたので、耐震ラッチのみ既存の家具にも取り付けさせていただきました。

収納を改善する事と同時に、お部屋の地震対策を改善する事も私たちは大切に考えています。

既存家具にも耐震ラッチを装着

オーダー家具を体感できる場所
収納ラボショールーム

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