ホテルライクなキッチンを実現したオーダー家具で叶えた食器棚

 新築マンション購入後、マンションが用意したインテリアオプション会に参加しましたが、お客さまの理想を叶える食器棚はありませんでした。
そのため、理想を叶えるためにオーダー家具を検討されてご来店いただきました。

今回はキッチンを頻繁に利用する奥様とお母様の想いがつまったオーダー家具です。

お客様が叶えたいポイントは3つ

•部屋のイメージや形状に合わせてつくられた食器棚
•高級感と落ち着きを兼ね備えた高いデザイン性
•使い勝手の良さ

キッチンの壁は複雑な形に入り組んでおり、間取りに合わせてスッキリと収まる食器棚をお探しでした。

オーダー家具なら、壁面の凹凸に沿って1mm単位で製作することも可能。

また、冷蔵庫の上には、デットスペースができてしまうことがあります。
食器棚の横には冷蔵庫を置くため、オーダー家具でならそうしたデットスペースを有効活用し、収納として利用することができます。

キッチンの使い勝手をよくするために、調理スペースを増やすことが効果的。

そのために、スライド棚を活用し必要に応じて調理スペースが増やせるようにしました。
調理のための食材や出来上がった料理や小皿を置いておくスペースとしてお客様にご利用いただいています。そして料理後、スライドを戻せば導線を広く確保することもできます。

また調理台の高さも奥様の身長に合わせて1mm単位で製作。
そのため調理のしやすさやよく使用するものを手の届く範囲に置くことができます。

ゴミ箱収納もこだわりのポイント。

ゴミ箱のサイズに合わせてピッタリ収まるよう1mm単位で製作。
そして使いやすくて、生活感を感じさたくないという要望を叶えるために、開けた扉が邪魔にならない収納扉を採用。
開けた扉が家具の中に垂直に収納できるため、家事をしている時にはゴミ箱の収納スペースをオープンにしても足元が広く使えます。

ゴミ箱を使わないときは、扉を閉めて生活感を感じさせません。

またゴミ箱収納を隠す扉の他に、こちらの食器棚は収納場所に合わせてスライド扉や下から上へ開閉する扉など採用。
収納扉によってはゆっくりしまるソフトクローズもお客様が気に入っているポイント。

高所に設置する吊り戸棚には、強い揺れを感知すると瞬時に扉をロックする、耐震ラッチを標準で装着。

こうした地震対策と機能的な収納のアイデアを組み合わせて、お客様の安全と使い勝手へのにこだわりを実現しました。

こだわりは、ホテルライクなインテリアを叶える統一感のあるデザイン

落ち着いた感じでそろえたいとお客様が考えていたためグレーを基調としたシックな色合いを採用。
吊り戸棚には半透明のガラスを採用。内側にダウンライトもとりつけ、高級感のあるホテルライクなデザインになっています。

キッチンスペースをより美しくするためには、カウンター下にも同一のデザインのオーダー家具を設置。

カウンター下はスペースが限られているため、既製品の家具ではピッタリサイズを見つけることは難しいです。オーダー家具なら間取りサイズに合わせて製作が可能。

これらの収納には、日常でよく利用する書類を収納したりスマートホンの充電スポットとして利用いただいています。

キッチン収納に加えてカウンター下収納も設置することで、お部屋全体のインテリアに統一感をもたせることに加え、快適な生活導線を実現できる収納を実現できます。

今回は高いデザイン性と使い勝手を兼ね備えた食器棚とカウンター下収納をご紹介しました。

【担当コーディネーターのコメント】

お客さまは、お部屋全体の印象にこだわりをお持ちでした。収納の課題を解決するとともに、統一感のあるインテリアのLDKを実現するときに、カウンター下収納はポイントになります。
カウンター下収納の色や素材を選ぶ時、ダイニングやリビングのインテリアに合わせたいというご要望がありますが、食器棚に合わせて素材を選ぶ方が、ダイニングスペースからの見た目に統一感が出せます。

そして、カウンター下収納に日常的に使うものを収納することで、ダイニングテーブル周りがすっきりと片付くために生活感を軽減させることができます。ご紹介した事例のように、インターネット用のモデムや電源コードを隠せることも効果的。

機能的で、統一感のあるインテリアを実現させるためには、食器棚とカウンター下収納を組み合わせて検討しても良いかもしれません。

オーダー家具のサイズ表

食器棚

横幅

1965mm

高さ

2326mm

奥行き

508/395mm

カウンター下収納

横幅

1694mm

高さ

650mm

奥行き

360/268mm

オーダー家具の仕様表

建物のタイプ

マンション

お部屋のタイプ

キッチン