【イベントレポート】関の工場参観日に初参加
エストレージは、今年で10回目を迎える岐阜県関市主催「関の工場参観日」に初参加しました。
ものづくりの現場を見学し、体験できるイベントです。
このイベントは、2023.11.16(木)~18(土)の3日間、関市の情報を発信する複合施設「せきてらす」と参加事業所の工場にて開催。
今年は50社の企業が参加しました。
今回の出展にあたりエストレージは、地元の木工産業を盛り上げたいという想いから、
「つながる」をテーマに地域の方々、地元企業、そしてお客さまと“つながる場”をつくりました。
【会場1. せきてらす】最先端のオーダー家具 VR体験
イベントの拠点でもある「せきてらす」では、複数の企業がワークショップを開催。
エストレージは、収納ラボのショールームでも行っている「オーダー家具VR体験」の場をつくりました。
参加者の皆さまは、VRゴーグルをかけて家具の完成イメージを体験。
VRゴールの先に見えるのは、まるで本物のお部屋にいるかのような空間です。
参加者は、3DCGで再現したお部屋を自由に歩き回りながら家具を間近で見たり、いろいろな角度から家具のデザインや素材感などを確認します。
最終日には待機列ができるほど、多くの方々にオーダー家具がある暮らしを体験いただきました。
【会場2. 自社工場】環境にも配慮。オーダー家具工場を見学&木工体験
岐阜県美濃加茂市内にある自社工場。
最先端の加工機械を導入しているこの工場では、主に3つのコーナーを展開しました。
① 工場見学 (25分) | ツアー形式でオーダー家具工場の作業工程を見学
② 組み立て体験 (15分) | 職人と一緒に、工具を使って家具の組み立てを体験
③ VR体験 (10分) | オーダー家具 VR体験 ※せきてらすと同様
材料ロス削減を実現し、ひとつひとつ異なるオーダー家具を速く、正確につくる。
① 工場見学 (25分)
エストレージの工場では、デジタル技術を活用しすべての工程をデータ管理しています。
原材料となる原板から家具に必要なパーツを無駄のない切り出し、材料のロスを大幅に削減。
また、カットや穴あけなどの加工作業は、最先端の加工機械による自動化を進めたことで、生産性も向上しました。
そして最後は、熟練した職人が手作業で仕上げ、品質をチェックします。
こうした合理的な生産システムをとり入れたオーダー家具の製造現場を担当者の解説を交えながら順に巡ります。
12のエリアを順に巡り、工場見学は終了します。
② 組み立て体験(15分)
工場見学の後は、いよいよ家具の組み立て。
木材を接合するダボ組といった工程を体験します。
家具の組み立てポイントを職人が解説。
その後、参加者はハンマーを持って、家具を順に組み立てます。
こどもから大人まで、頭と手を使って“ものづくりの楽しさ”を体験していただきました。
③ オーダー家具のVR体験
せきてらすと同様に自社工場でも、VRゴーグルを使って
オーダー家具がある暮らしを体験。
工場内でも参加者が驚いている様子や楽しんでいる姿が印象的でした。
3日間にわたり行われた「関の工場参観日」。
エストレージには、バスツアーの参加者をはじめ、多くの方々にお越しいただきました。
また“ 関市のまちづくりに関わる地元の高校生 ” も工場に足を運んでいただき、オーダー家具製造の現場を体感。
地域を盛り上げる皆さまの取り組みを、エストレージは応援します。
関市内に在住・在学の高校生を対象とした、まちづくりプロジェクトチームのメンバー 「VS プロジェクト」詳細はこちら https://www.city.seki.lg.jp/0000015507.html
今回は「つながる」をテーマに、多くの皆さまと出会うことができました。
今後もエストレージは、地元の方々とのつながりを大切にし木工産業への貢献と環境にも配慮したものづくりを進めていきます。